2017/07/01 11:19
昨年の9月に「えこる宮崎店」をオープンして10ヶ月が経過しました。
初期の頃に靴を購入頂いたお客様は、間もなく1年履いて頂くことになります。
そこで気になるのが「カカトの削れ」です。
えこるの靴は細かな修理が出来る構造になっているので
もちろん「カカト修理」も致します。
修理のポイントと時期は、10mm以内で修理することです。
傾斜板と呼ばれる補修用パーツの厚さが10mmですので、
なるべく10mm以内で修理するようにしましょう!!
修理の手順は(ダイジェストで)
まず、カカトを傾斜板に合わせてグラインダーで削り
傾斜板を接着します。
横からみたらこんな感じ
カカトの形状に合わせ、傾斜板をグラインダーで削ります。
接合部分を補修材で穴埋めして完成です。
こまめな修理をする事で、靴は永く履くことが出来ます。
参考までに、上記のカカト修理は
2,500円(税込)・・・左右
【補足】
よく「カカトの外側が削れるのですが。。。」という相談を受けます。
カカトの外側が削れるのは、削れの量にもよりますが、
正常な歩行をしている証拠でもあるのです。
人は歩く時、
・カカトから踏み込み
・外側に体重をのせ
・つま先(母趾)で蹴って歩きます
そのため、どうしてもカカトの外側が削れるのです。
ただし、短期間(半年くらい)で削れる場合は
がに股・O脚の影響もありますので注意が必要です。