2017/02/16 16:16

靴の紐を通す穴に丸い金具のことを「はと目」といいます。


鳩の目のようなかたちをしているのでこの呼名がついているそうです。

えこるの靴は、永く履いて頂くために色々な工夫をしているのですが、「はと目」もそのひとつです。




甲周りは靴の構造上、大変重要な部分です。
はと目」は革と紐が擦れて、紐の摩擦で革が破けることを防いでくれます
また、脱着の時に紐を通しやすく機能性に優れているのです。
甲周りが緩いと、靴の中で足が動いてしまい歩行が不安定になり
つま先を踏ん張るクセがついて足骨格のトラブルの元になります。

靴紐の通し穴が多いブーツなどは、甲周りが緩みやすく注意が必要です、
登山靴のように、甲周りで一度固結びをして「靴内で足が動きにくい状態」をつくるのがポイントです。